こんにちは、シンです。
今日は鹿児島市内と種子島に一人で日帰り観光したときに泊まった、「ホテルサンフレックス鹿児島」の宿泊記を書きます。
鹿児島市内をひとり旅する際のホテル探しで意識したのは、立地と価格のバランス。
で、見つけたのが「ホテルサンフレックス鹿児島」です。
出張や一人旅、フェリー前泊など、さまざまな目的で利用されている人気ホテルです。
今回は2025年10月1日(水)から2泊、シングルルームに宿泊しました。
実際に泊まってみると、想像以上に静かで過ごしやすく、朝食の和食メニューも印象的でした。
この記事では、宿泊体験をもとにホテルの魅力や周辺環境を紹介します。
ホテルサンフレックス鹿児島とは?
ホテルサンフレックス鹿児島は、鹿児島市の中心部と鹿児島港の間にあるビジネスホテルです。
外観は落ち着いたベージュ系の建物で、ロビーも清潔感があります。
スタッフの対応も丁寧で、到着時から安心できる雰囲気でした。
チェックインは15時から、チェックアウトは11時と少し遅め。
朝食後もゆっくり支度できるのがうれしいポイントです。
ビジネスホテルでは10時チェックアウトが多い中、この余裕はありがたく感じました。
客層は出張中のビジネスマンや観光客、一人旅の女性も多く見かけました。
館内は静かで落ち着いており、夜も快適に休むことができます。
ホテルサンフレックス鹿児島のアクセスと立地
ホテルは鹿児島市堀江町にあり、鹿児島港まで徒歩約10分ほどの距離です。
桜島フェリーや奄美・屋久島方面へのフェリーを利用する旅行者にとって、とても便利な立地です。
鹿児島中央駅からは市電を利用して約15分。
最寄り駅の鹿児島市電「いづろ通」で降りて、徒歩4〜8分ほどで到着します。
タクシーを利用しても、渋滞がなければ10分程度です。
私は伊丹空港から鹿児島空港まで飛行機で行き、空港リムジンバスで市内に向かって「天文館」で下車し、ホテルまで歩きました。
ホテルへの行き方ですが、「天文館」という停留所でバスを降ります。
バスを降りたら東に進み、「天文館」の交差点を渡って反対側に行きます。
反対側に渡ってさらに東へ進むと、ホテルサンフレックス鹿児島の最寄り駅である「いづろ通」が見えてきました。
ホテルはこの「いづろ交差点」の信号を渡った先に見える「山形屋駐車場」の奥にあります。
ホテルの外観はとても綺麗で周辺にはコンビニや飲食店も多く、夜の食事にも困りません。
徒歩圏内にはバスを降りた天文館エリアもあり、観光や買い物にもアクセスしやすい環境です。
夜間でも明るい通り沿いにあるため、一人での移動も安心でした。
「鹿児島港近くでホテルを探している人」や「フェリー前泊を考えている人」には、まさにぴったりの立地です。
ホテルロビーと部屋の様子・室内設備
ホテルのロビーには受付カウンターが2台。
深夜と早朝の時間帯以外はフロントスタッフの方が常駐していました。
チェックイン・チェックアウトは機械で手続き可能です。
ロビーにはソファー、新聞、パンフレットなどがあり、くつろげる雰囲気です。
宿泊者はコーヒーを無料で頂けます。
部屋は4階の406号室。
カードキーをセンサーにかざして入室します。
ドアの裏側には避難経路と清掃員への通知プレート。
部屋に入ってパッと見たところ、室内もかなり綺麗で清潔感があふれています。
入り口のすぐ下には空気清浄機がありました。
ハンガーは2本と少なめ。ジャケット用とクリップ付きです。
室内用のサンダルは2足。
少し厚底で割としっかりした生地のサンダルでした。
カバンを置くバゲージラックは木製。
こちらが今回宿泊したスタンダードシングルルーム。
広さは約11.1~11.6平方メートルほどで、必要なものは一通りそろっていました。
ベッド幅は120cmでマットレスの硬さもちょうどよく寝心地が良かったです。
部屋着も用意されています。
また、防音性が高く、隣室や廊下の音が気になりませんでした。
宿泊した部屋は北向きなので、残念ながら桜島は見えませんね。
窓からの景色は「マイアミ通り」とその向こう側のマンション、会社の事務所です。
枕元にはUSBポート付きの電源タップ。
デスクは変わった形をしていて幅が狭く、パソコン作業をするには少し窮屈です。
それと部屋のWi-Fiも不安定で回線が切れることが何度かありました。
Wi-Fi接続については部屋にもよると思いますが、念のため自身でポケットWi-Fiを持っていく方がいいかも知れません。
デスク上のコンセントは2ヶ所。位置に関しては合格ですね。
デスク引き出しの中には、ランドリーサービスの申込書と鹿児島観光ガイドが入っていました。
テレビのサイズ的には問題なし。
電気ケトル、ティーセットも完備。
デスクの横には冷蔵庫があり、中にはミネラルウォーターが1本入っています。
連泊する場合は追加で頂けます。
続いて、バスタブは標準的なビジネスホテル仕様のユニットタイプですが清潔で、湯量・温度ともに快適でした。
左が温度調節、右がシャワーと蛇口の切り替えになっているシンプルなタイプ。
シャワーヘッドは金属製の良いやつで、水圧も自由に切り替えることができました。
シャンプー、コンディショナー、ボディーウォッシュのボトル。
洗面台には泡ハンドソープ、その上にはプラスチック製のコップが2個。
ヘアードライヤーはPanasonic製でアメニティは歯ブラシセット、髭剃り、くし、綿棒の4点。
残念ながらボディータオルやボディースポンジはありませんでした。
歯ブラシセットのみ使用しましたが、ビジネスホテルの中では良い品質です。
タオルはバスタオルとフェイスタオルが1枚ずつ。
私は清掃が入らない「エコステイ」で2泊したのですが、タオル類やミネラルウォーターは翌日、袋に入れられてドアノブにかかっていました。
なので、連泊する場合でもタオルは毎日交換してもらえます。
トイレも一般的なビジネスホテル仕様で、特に気になる点はありません。
ウォシュレットは壁にリモコンがあるタイプ。
ホテルサンフレックス鹿児島 朝食レビュー
朝食は1階のカフェスペースで7:00~10:00の間に提供されます。
料金は1,650円。
形式はバイキングではなく、和食と洋食から選べるセットメニューで下記の中から選ぶ形式でした。
- かつお尽くし~茶節と鰹の南蛮漬け~(和食)
- 焼き魚御膳~さつま揚げを添えて~(和食)
- 秋味覚フレンチトースト~3種類のきのこグリルをのせて~(洋食)
- お子様プレート
鹿児島のご当地グルメを食べたかったので、「かつお尽くし~茶節と鰹の南蛮漬け~(和食)」を選びました。
かつお節を少しご飯にのせて醤油をかけ、残りのかつお節には味噌汁を注ぎました。
まず、茶節(かつお節を使った味噌汁)が印象的で香り豊かで、優しい味わいが体にしみます。
鹿児島らしい鰹の旨味をしっかり感じられる一品でした。
鰹の南蛮漬けは、ほどよい酸味と甘みのバランスが絶妙で、ご飯が進みます。
小鉢や漬物も上品な味で、全体的にバランスのとれた和定食でした。
ボリュームも多すぎず、一日のスタートにちょうどよい量です。
洋食メニューもありますが、鹿児島らしさを感じたいなら和食の「かつお尽くし」がおすすめです。
ホテルサンフレックス鹿児島はフェリー前泊に最適
鹿児島港からは、桜島や奄美大島、屋久島へ向かうフェリーが多数出航しています。
そのため、ホテルサンフレックス鹿児島は、早朝便に乗る前の「前泊ホテル」として利用する人が多いそうです。
ホテルから港までは徒歩圏内で、朝の移動が非常にスムーズ。
タクシーを使わなくても、荷物を持って歩ける距離なのは大きな利点です。
また、ホテル周辺は静かで治安もよく、夜遅くの到着でも安心です。
チェックアウトが11時というのも魅力で、フェリー前泊だけでなく、到着後にゆっくり支度したい人にも向いています。
実際、私も最終日に時間の余裕があり、最後まで鹿児島市内を観光できました。
コスパと利便性
宿泊料金は時期や予約状況にもよりますが、比較的リーズナブルです。
私が泊まったのは平日だったので、宿泊料金は1泊あたり5,000円前で、別途朝食代1,650円を追加で支払いました。
立地や設備を考えると、非常にコストパフォーマンスが高いと思います。
鹿児島市内には多くのビジネスホテルがありますが、港近くでこの価格帯・設備のホテルは多くありません。
観光にも出張にも使いやすく、一人旅の拠点としても最適です。
特に「港近」「静か」「清潔」の3点がそろっている点が印象的で、ビジネスホテルでありながら、どこか落ち着いた温かみを感じる宿です。
周辺観光・グルメ&店舗情報
ホテルから徒歩10分ほどで「天文館通」エリアに到着します。
郷土料理の黒豚しゃぶしゃぶや、かごしまラーメンの人気店も多く、夜の食事が楽しみになります。
初日の夜は鹿児島グルメを食べに「とんかつ六白」へ。
鹿児島県産の本物の六白黒豚を使用した「六白黒豚カツ丼」を頂きました。
六白黒豚のカツ丼は、肉の旨みと脂の甘さが抜群でやわらかいお肉にしっとりした卵とじがよく絡み、最後まで飽きずに食べられました。
上品なのにボリュームもしっかりで大満足の一杯です。
また、ホテルの周辺は「城山展望台」や「いおワールドかごしま水族館」などの観光スポットも近く、観光の拠点としても便利です。
私は最終日のチェックアウトする前に、「城山展望台」に徒歩で行ってきました。
険しい坂道と階段を上りましたが、頂上の城山展望台から眺める桜島は迫力満点。
市街地と海の景色もきれいで、思わず何枚も写真を撮ってしまいました。
ホテルのすぐ隣には24時間営業のセブンイレブンがあります。
いづろ通駅のすぐ前にはスーパーもあるので、ここで食べるものを買ってホテルの部屋に持ち込んでもいいでしょう。
天文館周辺にはその他にも全国チェーン店の飲食店も揃っています。
マクドナルド、モスバーガー、すき家、餃子の王将、ほっかほっか亭などがホテルの近くにありましたので、食事にはまず困りません。
フェリーを利用して桜島へ日帰りで渡るのもおすすめです。
朝食後にチェックアウトして、そのまま桜島フェリー乗り場へ向かうルートも人気のようです。
まとめと管理人による項目別評価
以上、ホテルサンフレックス鹿児島の宿泊記でした。
ホテルサンフレックス鹿児島は、鹿児島港徒歩圏にある便利な立地のビジネスホテルです。
シングルルームは静かで快適、朝食の「かつお尽くし」も満足度の高い内容で、チェックアウトが11時なのも大きな魅力です。
フェリー前泊や一人旅、出張など、どんなシーンにも使いやすいホテルだと感じました。
鹿児島港近くでコスパの良いホテルを探している人に、ぜひおすすめしたい一軒です。
管理人独自の項目別評価
アクセス(駅から徒歩5分以内、天文館からも徒歩圏内。) 外観(開業が2009年の割にはかなり綺麗。) 部屋(特に気になる点はなく綺麗に清掃されている。) 室内設備(デスクが少し狭い。水1本頂ける。) Wi-Fi・電源(Wi-Fi接続が少し不安定。) 浴室(シャワーは快適で水圧も十分。) トイレ(壁リモコンの使いやすいウォシュレット。) アメニティ(歯ブラシの質良し。ボディタオルなし。) 食事(味、ボリューム、バランス、スタッフの対応も良し。) スタッフ(親切丁寧な対応。) 周辺店舗(コンビニが横、繁華街の天文館が徒歩圏内。) 周辺施設(鹿児島港、水族館が徒歩圏内。) 周辺治安(ホテル周りは静か。天文館は夜、注意が必要かも。)