こんにちは、シンです。
今日は兵庫県西脇市へ一人旅したときに泊まった、「アーバンホテル西脇」の宿泊記を書きます。
兵庫県のほぼ中央に位置する西脇市は、「日本のへそ」として知られる落ち着いた地方都市です。
出張や観光で訪れる人にとって、駅周辺のホテルは数が限られており、どこに泊まるか迷う方も多いと思います。
今回は「アーバンホテル西脇」に1泊してみました。
西脇市駅から少し距離はありますが、価格と設備のバランスが良く、ビジネスにも一人旅にもぴったりのホテルでした。
シングルルームに宿泊し、朝食はチェックイン時に700円を追加して和食バイキングをいただきました。
この記事では、実際に2025年10月11日(土)から1泊した体験をもとに、客室の様子や朝食、アクセス、コスパなどを詳しく紹介します。
西脇市内でホテルを探している方、特に「シングルルームで快適に過ごしたい」という方の参考になれば幸いです。
アーバンホテル西脇とは?
アーバンホテル西脇は、西脇市内でも安定した人気を誇るビジネスホテルです。
出張利用のほか、一人旅や観光の拠点としても利用されています。
館内は落ち着いた雰囲気で、シンプルながら機能的な造りが特徴でした。
建物は少し年季を感じますが、清掃が行き届いており清潔感があります。
宿泊料金はシングルルームで6,700円(1泊)。
このエリアでは標準的な価格帯ですが、部屋の広さや設備を考えるとコスパはかなり高いと感じました。
また、朝食はチェックイン時に700円を追加しても利用可能です。
無理のない価格設定で、出張や一人旅にも使いやすいホテルといえます。
アーバンホテル西脇のアクセスと立地
最寄り駅はJR加古川線の「西脇市駅」です。
ホテルまでは徒歩で約20分ほど。
歩けない距離ではありませんが、荷物が多い場合は少し不便に感じるかもしれません。
ただ、車でのアクセスは良好で、ホテルには無料駐車場も完備されています。
私はJR加古川線で西脇市駅まで行きましたので、徒歩でホテルへと移動しました。
車だと駅から直進して、左に曲がり「兵庫県道17号西脇三田線」を走るのが最短。
一方、徒歩の場合は交通量が多く歩道も狭い県道は避けて、駅を出てからすぐ左手に見える「やすらぎの道」を通るのがおすすめです。
ちょうど2台停まっている車の間を抜けて、白い建物の裏側を歩きます。
踏切を渡って線路沿いの道を歩きます。
ここにはかつて1990年4月1日に廃線となったJR鍛冶屋線が走っていて、野村駅(現在の西脇市駅)から兵庫県多可郡中町(現在の多可町中区)の鍛冶屋駅までを結んでいました。
現在はウォーキング兼サイクリングロードとして整備されています。
道路と交差する地点に来たら、やすらぎの道を外れて右に曲がります。
交差点を越えて西脇大橋を渡っていると右手にアーバンホテル西脇の建物が見えてきました。
横断歩道が見える地点で右折します。
あとは直進するとホテルに到着。
ホテルに到着しました。
徒歩だと少し時間かかりますが、車でのアクセスは非常に良好で、ホテルには無料の駐車場が完備されており、出入りもしやすい広さがあります。
出張やドライブ旅で訪れる人には便利な立地だと感じました。
周辺にはコンビニや飲食店もあり、ちょっとした買い物にも困りません。
徒歩圏内にセブンイレブンがあるので、夜食や飲み物の調達もスムーズでした。
館内設備とサービス
フロントは新館の1階にあり24時間対応で、遅い時間のチェックインにも安心です。
スタッフの対応は丁寧で、周辺の飲食店や観光情報についても親切に教えてくれました。
館内には自動販売機とコインランドリーがあり、長期滞在者や出張利用者にはありがたい設備です。
電子レンジも共用スペースに設置されており、外で買ってきた弁当を温めることもできます。
アメニティはフロント横の「アメニティーコーナー」から持っていくタイプ。
歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、コットン、お茶があり、使い捨てスリッパとボディタオルもフロントで言えば貰えます。
新館のホテル入り口付近。
ロビーには新聞や観光パンフレットが置かれており、滞在中の情報収集にも便利です。
エレベーターや廊下などの共用部分も清潔に保たれています。
古さを感じさせる部分はありますが、全体的に丁寧に管理されている印象でした。
部屋の様子と設備
部屋は4階の422号室。
カードキーをセンサーにかざして入室します。
ドアの裏側には避難経路図が貼ってありました。
清掃員への通知プレートはドアノブに。
宿泊したのはシングルルームです。
ドアを開けると、明るいベージュを基調とした落ち着いた空間が広がります。
部屋の広さは一般的なビジネスホテルより広くて、圧迫感はありません。
窓からは杉原川とJR加古川線、そしてのどかな西脇市の街並みが見えます。
入り口のすぐ左手に全身ミラー。
右手にはクローゼットがあり、上段に毛布、下にはハンガーが3本かかっていました。
さらに下を見ると、バゲージラック、ヘアドライヤー、靴ベラ、靴ブラシ、予備のボックスティッシュとトイレットペーパー。
一番下には室内用のスリッパが置かれていました。
ベッドはセミダブルサイズで、寝心地も良好。
柔らかめの枕と清潔なシーツ、部屋着も用意されていたので、ぐっすり眠ることができました。
ベッドサイドテーブルにはボックスティッシュと照明、コンセントもあります。
レトロ感満載ですが、アラームや電気スイッチもベッドサイドで操作できます。
デスク周りには照明とコンセントがあり、ノートパソコンの作業にも十分対応できます。
Wi-Fiはパスワード設定が必要で、通信速度は安定していました。
コンセントは右側。
テレビはPanasonicのVIERAですが、少し古いモデルでサイズも小さめ。
テレビの下にある冷蔵庫はHaier。
中身は空っぽです。
電気ケトル、湯飲み、グラスも備え付けられており、滞在中に不便は感じません。
窓際にもチェアが1台置かれていました。
ユニットバスは入り口の左手にあり、標準的なサイズです。
古さを感じさせる部分はありますが、全体的に丁寧に水回りの清掃がされてる印象でした。
バスタブも一般的なビジネスホテル仕様で湯量がしっかりしていて快適です。
壁には最近あまり見ない、「埋め込み式石鹸置き」もありました。
シャワーはプラスチック製でしたが水圧はまずまず良かったです。
蛇口は冷水と温水を手動で調節する面倒なタイプ。
洗面台の蛇口も手動方式。
アメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、フェイス&ハンドソープとPOLA製品で統一されています。
個人的にこのシリーズが結構お気に入り。
歯ブラシやカミソリはフロント横で取ってくるので、部屋にはありません。
歯ブラシセットとクシだけもらってきました。
歯ブラシをつかった感じではそこそこ良い品質のものだと思います。
トイレとウォシュレットは袖リモコンタイプの古い機種。
トイレットペーパーホルダーも年季が入っています。
アーバンホテル西脇は出張・一人旅におすすめ
このホテルをおすすめしたい理由は、気兼ねなく過ごせる静かな環境です。
夜も周囲が落ち着いており、ぐっすり眠れました。
部屋の設備がシンプルで、操作がわかりやすい点も好印象です。
また、価格が手ごろでコスパが高いことも魅力のひとつです。
宿泊費6,700円という料金で、清潔な部屋と十分な設備がそろっています。
出張利用だけでなく、一人旅の拠点としても使いやすいホテルだと思います。
朝食レビュー
今回はチェックイン時に700円を支払い、朝食バイキングを利用しました。
会場は本館1階のレストランなので、部屋のある新館から一度出て、本館に移動する必要があります。
時間は朝の6:30~9:00まで。
チェックイン時に緑の朝食券をもらうので、当日レストランの受付でスタッフに渡します。
レストランは明るく清潔な雰囲気です。
内容は和食中心で、ご飯、味噌汁、焼き魚、卵焼き、煮物、漬物など定番の品が並びます。
小鉢料理もあり、品数は多すぎずちょうど良いバランスでした。
地元の食材を使ったメニューも見られ、家庭的な味わいが印象的です。
定番のゆでたまご、納豆、サラダもあります。
こちらはご飯と味噌汁、温かいお茶。
和食バイキングですがパンも少しありました。
朝から結構ガッツリと食べました。
味噌汁を入れて写真撮影するのを忘れましたが、特に温かい味噌汁とふっくら炊かれたご飯が美味しく、朝からほっとできました。
スタッフがこまめに補充しており、品切れもありません。
700円という価格を考えると、コスパ抜群で満足度はかなり高い朝食でした。
追加でパンも頂きました。
余裕で元は取れるのでアーバンホテル西脇の朝食は食べないと損だと思います。
コスパと利便性
宿泊費6,700円に朝食を追加しても合計7,400円。
この価格で清潔な部屋と朝食、そして無料駐車場がついているのは魅力的です。
西脇市内のホテルの中でもコスパは高いと感じました。
また、チェックイン16時、チェックアウト10時です。
チェックインが1時間遅めですが、十分に対応可能な時間設定で、チェックアウトは朝食後にゆっくり支度しても間に合います。
出張や観光など、スケジュールを立てやすい点も好印象でした。
全体的に料金以上の満足感があり、コストを抑えたい出張や一人旅におすすめできる宿です。
周辺観光・グルメ&店舗情報
ホテルの周辺には、地元グルメを楽しめる飲食店が点在しています。
徒歩圏内では居酒屋や定食屋がいくつかありますが、その中でも「らーめん八角」は一人で気軽に入れるおすすめの店です。
朝10時から深夜0時まで営業しているので、夜遅い到着でも食事ができます。
私は今回、ラーメン以外の物を食べたかったので、「あじ処 村上」にお邪魔しました。
注文したのは「とんかつ定食 (1,500円)」で、とんかつはあっさりソースが 癖になる味で、からしと一緒に食べるとさらに美味しかったです。
年配のご夫婦が2人で切り盛りされている家庭的な雰囲気の店でした。
コンビニはホテルへ向かうときに通ったセブンイレブン西脇和布町店が一番近いです。
その他にもファミリーマート西脇和布店とローソン西脇大橋店が徒歩圏内にあるので困ることはありません。
スーパーのハローズ西脇店とスギドラッグ西脇下戸田店も徒歩10分圏内です。
一人旅や出張でホテルに宿泊する人は、スーパーで食べるものを買って客室に持ち込んでも良いでしょう。
車があれば「西脇大橋ラーメン」や「西脇ローストビーフ」など、地元名物もすぐに味わえます。
アーバンホテル西脇では自転車もレンタルできるので、市内巡りをしても面白いでしょう。
観光では、播州織工房館や旧来住家住宅などが人気スポットで、どちらもホテルから自転車で15分前後の距離にあり、ちょっとした観光にも便利です。
こちらのお屋敷は1918年(大正7年)に銀行家(旧神戸銀行)の来住梅吉氏の自宅として建造された高級住宅で、国登録有形文化財として登録されています。
西脇らしい落ち着いた町並みを感じながら、加古川の土手でのんびり過ごすのもおすすめです。
まとめと管理人による項目別評価
以上、アーバンホテル西脇の宿泊記でした。
アーバンホテル西脇は、西脇市駅から少し離れているものの、徒歩で許容範囲、車利用ならとても便利な立地です。
館内や客室は少し古いながらも清潔で、スタッフの対応も丁寧。
朝食付きでも7,000円台で泊まれるコスパの良さが魅力です。
出張や一人旅で西脇を訪れる方には、自信をもっておすすめできるホテルです。
静かに過ごしたい方や、快適なシングルルームを求める方にぴったりの宿でした。
必要なものがすべてそろい、安心して滞在できるビジネスホテルです。
管理人独自の項目別評価
外観(標準的な地方のビジネスホテル。)
部屋(広さは十分。経年劣化による汚れが所々見られる。)
室内設備(最低限必要な物は揃っているが古い。)
Wi-Fi・電源(Wi-Fi接続は安定。電源の数と位置も良。)
浴室(経年劣化による汚れが所々見られる。)
トイレ(ウォシュレットの設備が少し古い。)
アメニティ(歯ブラシの質は普通。ボディタオルも貰える。)
食事(コスパ的には最高クラス。)
スタッフ(親切丁寧な対応でとくに問題なし。)
周辺店舗(徒歩圏内にあるが少し遠く、選択肢も少ない。)
周辺施設(魅力的な観光施設がほぼない。)
周辺治安(昼夜問わず、ホテル周辺は静かで安全。)