今回は、2026年6月9日から3泊した「新狭山ホテル」の宿泊記です。
旅の目的は、ベルーナドームで開催されたセ・パ交流戦、広島東洋カープ vs 埼玉西武ライオンズの3連戦観戦。
3日間連続で球場に通うという、これまでにないハードな日程でした。
実は5月22日も、同じくベルーナドームでの観戦のために、大阪から埼玉まで行っておりました。
その時は、西武線沿線の久米川駅近く「ホテルセントピア」に宿泊したのですが、3連戦すべてを観戦するとなると、駅とホテルの往復のしやすさが何より重要になります。
そこで今回は、西武新宿線・新狭山駅前にある「新狭山ホテル」を選びました。
西武球場前駅までは久米川駅の方が距離的には近いものの、新狭山駅も許容範囲内です。
チェックアウトは6月12日。
最終日はホテルを出てそのまま羽田空港へ直行し、大阪へ帰るという3泊4日の行程です。
この記事では、新狭山ホテルの宿泊体験に加えて、3連戦の観戦記、合間に訪れた狭山市内のグルメ、そして最終日の昼間に立ち寄った川越観光の様子まで、まとめてご紹介します。
新狭山ホテルとは?

新狭山ホテルは、埼玉県狭山市新狭山に位置するビジネスホテルです。
西武新宿線「新狭山駅」南口から徒歩1分、駅前ロータリーの正面という、これ以上ないくらいの駅近物件です。
外観はオレンジとブルーグレーのタイルを組み合わせ、ガラスブロックも使ったモダンなデザイン。
周辺には不動産会社やクリニックなど、地元の店舗が並んでいます。
エントランス脇には大きく「新狭山ホテル」の看板。SHINSAYAMA HOTELのロゴが入っており、初めてでも迷うことはありません。
客室はエコノミーシングル・スタンダードシングル・スーペリアシングル・ダブルルーム・ツインルームの5タイプ。
今回はエコノミーシングルに3連泊しました。
客層はビジネス利用に加え、ベルーナドームでのイベント・観戦目的の利用も多い印象でした。
観光ホテルのような華やかさはありませんが、駅前という立地のわかりやすさと価格のバランスを重視する人に向いた、実用型のホテルといえます。
アクセスと立地
新狭山ホテルの最大の魅力は、なんといってもこのアクセスの良さです。
西武新宿線「新狭山駅」の改札を出て南口へ。ロータリーを抜けてすぐ正面に、ホテルの建物が見えてきます。

久米川駅前ほどの商店街の賑わいはありませんが、駅前南口にはファミリーマート(徒歩約30秒)、ミニストップ(徒歩約3分)とコンビニが密集。
北口側にはスーパーマーケット「いなげや」、ローソン(徒歩約2分)も徒歩約2分の距離にあり、食料の買い出しに困ることはありませんでした。

ベルーナドームへは、まず新狭山駅から西武新宿線で所沢駅まで行く。
で、西武池袋線に乗り換えて西所沢駅へ、そこからさらに西武狭山線に乗り換えて西武球場前駅、という2回乗り換えのルートになります。
所要時間はおよそ35〜40分ほど。
前回宿泊した久米川駅からのアクセスと比べると乗車時間はやや長くなります。
しかし、3連戦の間ずっと新狭山駅とホテルを往復する身としては、駅前という立地のわかりやすさのほうがありがたく感じました。
館内設備とサービス

エントランスを入ると、すぐ左手にカーブを描いた木目調のフロントカウンター。
「SHINSAYAMA HOTEL」のロゴが入った落ち着いた内装で、時計や観葉植物、デジタルサイネージなどが置かれていました。
フロント脇の壁には新狭山駅の電車時刻表とフリーWi-Fiの案内が掲示されており、ちょっとした移動の確認にも便利でした。

エントランス付近のロビーは、チェッカー柄のタイルが敷かれた明るい空間です。

エレベーターはフロントカウンターとロビーの奥に2基。
館内設備は階ごとに分かれており、1階がフロント・ロビー・喫煙室・朝食会場、2階が客室に加えて会議室と自動販売機、3〜4階・6〜10階は客室のみ。

5階には客室のほか自動販売機コーナー、製氷機(紙コップあり)、電子レンジ、コインランドリー(24時まで利用可)が設置されています。

歯ブラシ・ヘアブラシ・クシ・カミソリといった客室アメニティはフロントで受け取る方式。
私は歯ブラシだけ貰って、水も初日のみサービスで頂きました。
ズボンプレッサーは各階に設置、スチームアイロンはフロントでの貸し出しとなっています。

ルームキーはカード式で、ドアのパネルにタッチして解錠する仕組み。
入室後はカードをホルダーに差し込むと部屋の電気が入ります。
設備としては最低限の構成ですが、駅前という立地もあって、3連戦で疲れて帰ってきても「すぐ部屋に入れる」という快適さを優先したホテルだという印象を受けました。
部屋の様子と設備

今回宿泊したのは514号室、エコノミーシングルの部屋で、13㎡、ベッドはセミダブルサイズという構成でした。

ドアの裏側には避難経路案内。

右手に大きめの荷物置きスペース。木製ハンガーが3本掛けられており、シンプルですが必要十分な収納でした。

入口から部屋の奥までは少し奥行きのある造りで、突き当たりに窓があるのが見えます。

空気清浄機と使い捨てスリッパ。

ベッドはセミダブルサイズが1台。エコノミーシングルとしては十分なゆとりのある広さでした。

枕は厚さ、硬さともに標準といった感じでぐっすり眠れました。

デスク周りには卓上スタンド、電気ケトル、コップ類、サーキュレーター、ドライヤー、ボックスティッシュ館内案内カードなどがまとめて置かれています。
デスクのスペースも十分で、パソコン作業をするのに問題ありませんでした。
Wi-Fiの電波状況も良く、ストレスを感じることなくネットを使えます。

デスク下には2021年製 A-stage(AS-46B)の冷蔵庫を完備。

庫内は空っぽの状態で、飲み物の持ち込みにも対応できる十分なスペースがありました。

ドライヤーはPanasonic製(EH-NE5G)のマイナスイオンタイプ。本体には「新狭山ホテル」の名前が入っていました。

デスク上にはWOOZOO製の小型サーキュレーターも置かれており、空気の循環に役立ちました。

タオルとナイトガウンはベッド脇に用意。

テレビは地デジ対応の液晶タイプ。YouTubeも見れるので比較的新しいモデルです。

窓を開けることは可能ですが、曇りガラスになっており、外の景色を眺めることはできません。
ホテルの目の前がマンションということもあり、隣接する建物との距離が近いことを考えると、プライバシー重視の設計といえそうです。

つづいてバスルームはユニットバスで、洗面台・トイレ・浴槽がコンパクトにまとまっています。

トイレはTOTO製のウォシュレットUI(TCF530)を完備。
ホテル仕様として展開されていたシリーズで、温水によるおしり洗浄・ビデ洗浄を備えたシンプルな構成です。

暖房便座や脱臭機能はなく、操作パネルも「ビデ・おしり・止」という最低限のボタンのみ。
すでに生産終了しており、後継機種(TCF5210R/TCF5220R)に切り替わっている世代のモデルですが、用は十分に足りる印象でした。

洗面台はサーモスタット混合水栓タイプで、温度ダイヤルは40度まで対応。
蛇口には「飲料水としてご利用いただけます」というシールが貼られており、そのまま飲み水として使える点はちょっとした安心材料でした。
ソープはPOLAの「SHOWER BREAK フォームソープ」。
ローズゴールドのポンプヘッドが地味に高級感があり、フェイス&ハンドソープ&シェービングと多用途に使えるタイプです。

ボディタオルと綿棒がパッケージされたセットとコップも用意されていました。

バスタブはコンパクトながら、3連戦で歩き回った後の入浴には十分なサイズ感でした。

ボディソープ・シャンプー・コンディショナーは、POLAの「SHOWER BREAK」シリーズ(with Royal Jelly)で統一。
それぞれ300mLの大容量ボトルが浴室の角にきれいに並べられていました。
化粧品メーカーとして知られるPOLAのアメニティということで、価格帯からするとちょっと贅沢な印象を受けました。

シャワーヘッドはTOTO製で、ヘッド部分に複数の散水ボタンが並んだタイプ。
客室の紹介は以上ですが、設備全体としては必要なものがコンパクトにまとまっている印象で、観戦目的で「寝に帰るだけ」という使い方にはちょうど良い部屋でした。
新狭山ホテル朝食レビュー

新狭山ホテルの朝食は、1階の朝食会場でバイキング形式(営業時間6:30〜9:00)でいただく方式です。
会場はレンガ壁にチョークボードを配したイタリアン風のレストラン。

大きな窓からは新狭山駅のホーム越しに電車が見える、ちょっと変わった眺めの空間でした。

サラダバーにはレタス、ブロッコリー、枝豆、きんぴらごぼうなどの惹き合わせ。

ホットフードは、ソーセージ、スクランブルエッグ、コロッケなど洋食系が中心。

和朝食の定番、納豆も並んでいました。

パンコーナーにはクロワッサンや丸パンが並び、トースターも常設されています。

ご飯は国産米で、味噌汁は最近のホテルでよく見かける、サーバーで入れるタイプ。

ドリンクはコーヒー・ジュース類のセルフサービス。和洋どちらの好みにも対応できる構成です。

実際に盛り付けたのはこんな感じです。
サラダ、味噌汁、お米、パン、ソーセージ、から揚げという、洋食寄りの組み合わせ。
3連戦の合間にしっかり栄養を摂れる内容でした。
ビジネスホテルの朝食バイキングとしては、メニューの幅はそれほど多くありませんでしたが、視覚的に楽しめる内容で満足度が高かったです。
ベルーナドーム3連戦観戦記

セ・パ交流戦、広島東洋カープ vs 埼玉西武ライオンズの3連戦。新狭山ホテルを拠点に、3日間とも球場に足を運びました。
1日目(6/9)
新狭山ホテルにチェックインしたあと、夕方には早めにベルーナドームへ。球場グルメコーナーには「選手プロデュース弁当」がずらりと並んでいました。

今回選んだのは、中村剛也選手プロデュースの「剛也の串カツ弁当」(1,700円)。パッケージには中村選手の写真と背番号60が大きくプリントされています。

中身は雑穀ご飯に串カツ、焼きそば、玉子焼き、マカロニサラダ、シュウマイと球場で食べる弁当としては内容が充実していました。
試合は終盤までもつれる展開となり、最終的にはライオンズが4-3でサヨナラ勝ち。

ビクトリー画面が表示された瞬間の盛り上がりはひと際でした。
2日目(6/10)
この日はホテル周辺を散策したあと、夕方から再びベルーナドームへ。

球場では「2026交流戦グルメ」として、L’sメキシコの「L’sケサディーヤ チキン&ハラペーニョマンゴー」(1,700円)が目に留まり購入しました。

この日もカープファンの応援が一段と熱を帯びる中、試合は再びライオンズのサヨナラ勝ち。
最終的なスコアは5-4でした。さすがパ・リーグで首位の位置にいるだけあって強いです。
3日目(6/11)
最終日は日中に川越観光を挟みつつ、夕方からまたベルーナドームへ。

3戦目はライオンズが4-1で勝利し、カープに対して3連戦3連勝。カープファンの私にとっては苦い所沢遠征となりました。
でも、3日間連続でベルーナドームに通い、ライオンズの底力を目撃できたのは、なかなか貴重な体験でした。
新狭山ホテルという駅前の拠点があったからこそ、楽しめたと思います。
コスパと利便性

今回、新狭山ホテルは、3泊で24,000円(1泊あたり約8,000円)という価格設定。
プロ野球の3連戦観戦という長丁場の滞在でも、無理のない範囲に収まりました。
設備や備品は最低限の構成ですが、POLAのアメニティやバイオマス素材のボディタオルなど、細かな部分にコストをかけている印象もあり、価格に対しての満足度は十分でした。
なにより大きかったのが、新狭山駅徒歩1分という立地です。
3日間連続で球場に通うとなると、駅とホテルの往復のしやすさが体力的な負担に直結します。
試合終了後、混雑する電車を乗り継いで戻ってきても、改札を出てすぐホテルに入れるという安心感は、価格以上の価値があったように思います。
朝食もバイキング形式でメニューの幅が広く、宿泊費込みとして考えると満足度の高い内容でした。
派手さや高級感を求める人には向きませんが、「ベルーナドーム遠征のベースキャンプ」として考えれば、コストパフォーマンスに優れたホテルだといえます。
周辺観光・グルメ情報&店舗情報

新狭山駅周辺は、派手な観光スポットこそありませんが、日常使いの店舗が充実したエリアです。
スーパーマーケット「いなげや」は北口から徒歩約2分。
食料や飲み物の買い出しに便利でした。

ホテル滞在中に一度立ち寄ったのは、新狭山駅直結の「ぎょうざの満洲 新狭山駅店」。

注文したのは餃子とチャーハンのセットで、焼き目のしっかりついた餃子6個に、卓越した量のチャーハン、スープが付いてきました。
餃子の皮がカリカリとした食感で、埼玉に来たら必ず食べるほどのお気に入り。

向かい側にはマクドナルドもあり、ちょっとした食事や休憩にも困りません。
翌日に訪れた川越観光

3戦目を観戦する日の昼間には、新狭山から少し足を延ばして川越観光に出かけました。
蔵造りの町並みが続くメインストリートを歩き、シンボルである「時の鐘」へ。

お昼は「甘味茶房かすが」へ。

注文したのは「まんぷくセット」で、芋そうめんの温かい蕎麦仕立てに、川越焼き団子の串が付いた組み合わせ。
芋そうめんならではのコシのある食感が印象的でした。

食後には「菓匠右門 菓子屋横丁店」へ。お店の看板商品「いも恋」のほか、紫芋を使ったソフトクリームもいただきました。
鮮やかな紫色と濃厚な甘さが、川越らしいお土産グルメという感じでした。
新狭山を拠点にしながらも、こうして少し足を延ばせば川越観光まで楽しめてしまうのは、埼玉県西部エリアの旅程としてはなかなか効率の良い組み合わせだったと思います。
まとめと管理人による項目別評価
以上、新狭山ホテルの宿泊記でした。
新狭山ホテルは、新狭山駅徒歩1分という圧倒的なアクセスの良さが何よりの魅力でした。
3日間連続でベルーナドームに通うという強行日程でも、駅前という立地のおかげで体力的な負担を最小限に抑えられました。
設備や備品は決して新しいものばかりではありませんが、POLAのアメニティやバイオマス素材のボディタオルなど、細部にこだわりが感じられる部分もありました。
朝食もバイキング形式で満足度の高い内容です。
ベルーナドームでの観戦を目的に西武線沿線のホテルを探している人、特に連戦をまとめて観戦したい人には、自信を持っておすすめできる一軒です。
管理人独自の項目別評価
アクセス(新狭山駅から徒歩1分。都心からは少し遠い。)
外観(モダンな外観のビジネスホテル。)
部屋(シングルは標準的な広さ。コンパクトだが必要十分。)
室内設備(一通り揃っているが部分的に年代を感じる。)
Wi-Fi・電源(電波状況が良く快適。コンセントの位置は良い。)
浴室(コンパクトなユニットバスだが設備は比較的新しい。)
トイレ(ウォシュレットが生産終了済みの古いモデル。)
アメニティ(POLA・バイオマス素材など細部にこだわり。)
食事(バイキング形式でメニューの幅もそこそこ。)
スタッフ(親切丁寧な対応でとくに問題なし。)
周辺店舗(駅前にスーパー・コンビニ・飲食店など充実。)
周辺施設(足を延ばせば川越観光も楽しめる。)
周辺治安(駅前の住宅地で落ち着いた環境。)
