今回は、2026年7月2日に1泊した「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」の宿泊記です。
旅の目的は、横浜スタジアムで開催された広島東洋カープ vs 横浜DeNAベイスターズの観戦。
6月の埼玉遠征(セ・パ交流戦)に続いて、7月も首都圏に来ることになり、いつも通り伊丹空港から飛行機で羽田空港へ。
到着後は、これもいつもの京急線で、横浜へ向かいました。
宿泊先に選んだのは、みなとみらい線・馬車道駅から徒歩3分の場所にある「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」です。
確か2~3年前にも一度、宿泊したことがある高層ホテル。
2,311室という国内最大級の規模を誇るアパホテルの旗艦ホテルでありながら、今回は朝食のカレー付きプランで7,560円という価格でした。
横浜スタジアムまでも徒歩圏内で、ナイター観戦後にすぐ戻れる立地条件がポイントです。
チェックアウトは翌日の7月3日。
その日はベイエリアを散策しつつ、横浜グルメを楽しんでから羽田空港へ向かい、大阪へ帰るという1泊2日の行程です。
この記事では、アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の宿泊体験に加えて、カープ戦の観戦記、そして老舗洋食店「センターグリル」やサンマーメン発祥の店「玉泉亭」といった横浜グルメ、海上保安資料館 横浜館の見学まで、まとめてご紹介します。
アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉とは?

アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉は、神奈川県横浜市中区海岸通に位置する超高層タワーホテルです。
2019年9月に開業した、地上35階・地下2階建て、高さ135.5m、総客室数2,311室という規模で、1棟のホテルとしては日本最大級。
アパホテルの旗艦ホテルという位置づけです。
場所は、みなとみらい21地区と関内地区のちょうど結節点にあたる北仲通エリア。
みなとみらい線「馬車道駅」から徒歩3分という好立地です。
外観は白を基調とした端正なタワーで、整然と並ぶ窓のグリッドが印象的。
周辺は再開発が進むエリアで、横浜市役所や高層マンションが立ち並ぶ新しい街並みの中にそびえています。

館内には宿泊者無料の大浴殿・露天風呂「玄要の湯」のほか、プール、フィットネス、最上階の展望レストランを含む5つのレストラン・カフェを完備。
「アーバンリゾートホテル」をコンセプトとしており、ビジネスホテルの枠を超えた施設構成になっています。
客層は観光やイベント目的の利用が中心という印象で、この日は横浜スタジアムでのナイター観戦帰りとみられる野球ファンの姿も見かけました。
大規模ホテルならではのスケール感と、観戦・観光の拠点としての使いやすさを兼ね備えた、横浜ベイエリアのランドマーク的なホテルといえます。
アクセスと立地
アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉は横浜のベイエリアに位置しています。
周辺は再開発が進む北仲通エリアで、横浜市役所の新庁舎もすぐ近く。
飲食店やコンビニも徒歩圏内に揃っており、観光名所の横浜赤レンガ倉庫へも歩いて行ける距離です。

最寄り駅は、みなとみらい線「馬車道駅」で4番出口(万国橋口)から徒歩3分という近さです。
私は今回、羽田空港から京急線で横浜駅へ出て、みなとみらい線に乗り換えて馬車道駅へ向かうルートを使いました。
みなとみらい線以外にも、JR・市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩約9分、「関内駅」から徒歩約10分と、複数の駅が徒歩圏内。
行き帰りでルートを使い分けられるのは、この立地ならではの強みです。

馬車道駅の出口を出て横浜第二合同庁舎の前を通り過ぎれば、すぐにホテルの高層タワーが見えてくるので、初めてでも迷うことはありません。
そして今回の旅の目的地である横浜スタジアムも、ホテルから20分程度の徒歩圏内。
ナイター観戦後、混雑する電車を避けてクールダウンしながらホテルまで歩いて戻れる距離感は、野球観戦の拠点として大きなポイントだと感じました。
館内設備とサービス

エントランスを入ると、2,311室という規模にふさわしい広々としたロビーが迎えてくれます。
チェックインは有人フロントですが、カウンターに設置された自動チェックイン機を自分で操作するスタイル。
画面で予約内容を確認して進めていくと、ルームカードキー・領収証・朝食券がその場で発行される仕組みです。

スタッフの方がすぐ横についてくれているので、初めてでも戸惑うことはありません。
大型ホテルならではの行列対策として、よくできたシステムだと感じました。
なお、今回のプランはチェックアウトが11時。
一般的なアパホテルの10時チェックアウトより1時間ゆっくりできるのは、朝の観光や身支度を考えるとありがたいポイントでした。

館内施設は案内板を見るとその充実ぶりがよくわかります。
レストランは、3階のバイキングレストラン「ラ・ベランダ」、最上階35階の展望レストラン「キッチンメイン(MANE)」、1階の創作和食「和善」、ブルワリーレストラン、スイーツカフェと多彩。
1階には「アパ社長カレーショップ」と「416ラーメン」もあり、今回の朝食はこのアパ社長カレーショップでいただきました(詳細は後述)。

4階には宿泊者無料の露天風呂・大浴殿「玄要の湯」(営業時間15:00〜26:00、朝6:00〜10:00)、夏季営業の「ベイサイドプール」、フィットネスジムが集約されています。
さらに特徴的なのが、4階にファミリーマートが2店舗(WEST・EAST)入っていること。
どちらも24時間営業なので、館内で買い出しが完結します。ホテル1棟でひとつの街のような構成です。
便利だと感じたのが、客室のテレビで大浴場の混雑状況を確認できるシステム。
部屋にいながら「今空いているか」がわかるのは、大型ホテルならではの工夫です。
ちなみに私はこの大浴場を楽しみにしていたのですが、試合が延長12回までもつれた影響でホテルに戻ったのが深夜0時過ぎ。
営業時間内ではあったものの、さすがに疲れ果てて4階まで下りる気力がなく、部屋のシャワーで済ませることになりました。
ナイター観戦派の方はご注意を(笑)。

高層タワーホテルということもあって、館内のエレベーターは6基。
どの時間帯でも待ち時間はほとんどありませんでした。

ルームキーはカード式で、チェックアウト時にフロントへ返却する方式です。
部屋の様子と設備

今回宿泊したのは11階の1118号室。禁煙シングル【眺望】の部屋です。
廊下はブルー系の柄カーペットが敷かれた落ち着いた雰囲気。連泊者向けのアメニティ袋がドアノブに掛けられている光景は、大型ホテルらしい眺めでした。

ドアの裏側には避難経路案内。防煙フード「煙ふせぐ〜ん」も備え付けられており、高層ホテルらしい防災への備えを感じます。
なお連泊時の清掃は希望制。環境配慮型の運営方針です。

入室後はカードをホルダーに差し込むと部屋の電気が入る方式。
カードキーには「Simplified Luxury 無駄がない、全てがある。」というアパホテルのコンセプトが記されています。

部屋の広さは11㎡と少し狭めの作りです。
ストライプ柄のアクセントウォールに壁掛けの50型大型テレビ、白いデュベのベッドという構成で、コンパクトながら明るく機能的にまとまっています。

ベッドはアパオリジナルの「クラウドフィットSP」で幅140cm。
シングルルームとしては十分なゆとりのある広さです。
ベッド下が荷物スペースになっているのもこのベッドの特徴で、スーツケースの置き場に困らないのは11㎡の部屋では大きなメリットでした。

枕はオリジナル3Dメッシュまくら「PRIDE FIT」と4WAYまくら「ADJUST FIT」の2種類。
照明スイッチ・空調リモコン・コンセント・USBポートが枕元のヘッドボードに集約されており、寝ながらすべての操作が完結します。

クローゼットはなく、壁付けのフックバーにAPAロゴ入りハンガーと館内着が掛けられたオープン収納。

ウォールミラーの下には、室内用のスリッパと靴ベラがあります。

デスク周りには大きなミラー、電気ケトル、除菌スプレー「A2Care」、サービスの天然水ペットボトルなどがまとめて置かれています。
有線LANジャックもあり、Wi-Fiとの同時使用も可能です。
デスクにはアパグループ機関誌「Apple Town」や代表の著書がずらり。このあたりはアパホテルらしさ全開です(笑)。

冷蔵庫はデスク下に完備。Haier製で、庫内は空の状態です。省エネのため電源は「切」の状態で提供されており、使う時にスイッチを入れる方式でした。

引き出しを開けると、ドライヤーと部屋着(浴衣と帯)が収納されています。
ドライヤーはTESCOM製のイオンタイプで、本体には「APA HOTELS & RESORTS」のロゴ入り。TURBOモードも備えたコンパクトなモデルです。

別の引き出しには、グラス・紙コップとともに、無料のドリンクセットが用意されていました。
内容は、伊藤園の緑茶パウダー、ネスカフェ エクセラのスティックコーヒー、ネスレ ブライトのクリーミングパウダー、砂糖、マドラーという構成。
電気ケトルと合わせて、部屋でひと息つくには十分なラインナップです。

テレビは「アパデジタルインフォメーション」搭載で、Wi-Fi接続情報やレストラン案内、チェックアウト時刻などを画面上で確認できます。
Wi-Fiは客室ごとに個別のSSIDとパスワードが割り当てられており、自室のテレビ画面で確認する方式。
全館共通パスワードのホテルと違って部屋ごとにネットワークが分離されているので、セキュリティ面でも安心感があります。
先述の大浴場の混雑状況もここでチェック可能。
VODルームシアターも無料で200タイトル以上見放題という太っ腹仕様です。

そして【眺望】プランの名の通り、窓からは万国橋会議センター越しに運河と横浜港を望むベイビューが広がります。
停泊する屋形船や行き交う船を眺められる、横浜らしい景色です。
なお窓は安全面を考慮して開閉できない仕様。高層タワーホテルなので当然ですね。

ゴミ箱は燃えるゴミ・燃えないゴミの分別式が2つ。

つづいてバスルームは、アパホテルオリジナルのユニットバスで、洗面台・トイレ・浴槽がコンパクトにまとまっています。
トイレはTOTO製のウォシュレットHX(TCF5012型・2018年製)を完備。開業時期に合わせて導入されたモデルで、まだまだ現役の綺麗な状態でした。

壁リモコンタイプなので、ボタンが見やすく押しやすい。

浴槽は通常より約20%節水できるという卵形タイプ。コンパクトながら、ゆったり入浴できる形状です。

洗面台の蛇口には「飲料水」の表示があり、そのまま飲み水として使える点はちょっとした安心材料でした。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープはボトルタイプが浴室に備え付け。

シャワーヘッドは大き目で、水圧も適度な使いやすいタイプでした。
深夜0時過ぎに観戦から戻った日は、この部屋のシャワーにお世話になりました。大浴場に行けなくても必要十分な設備です。

アメニティは、シャワーキャップ・コットン・綿棒・カミソリ・ヘアブラシ・歯ブラシがトレーにセットされており、紙コップも用意されています。
パッケージにAPAのロゴと英文メッセージが入っているのが芸コマです。
個人的にアパホテルのアメニティはビジネスホテルの中では最高だと思っていて、種類・品質・使いやすさと欠点がありません。

歯ブラシも毛先がやわらかく、柄の部分が丈夫、歯磨き粉も容量十分でお気に入り。

タオルはフェイスタオルとバスタオルが1枚ずつ用意されていました。
客室の紹介は以上ですが、11㎡というコンパクトさを、収納の工夫と設備の新しさでカバーしている印象で、観戦目的で「寝に帰るだけ」の使い方にはかなり良い部屋でした。
朝食レビュー(アパ社長カレーショップの朝カレー)

今回は「アパ社長カレーショップ 朝カレー付きプラン」での宿泊だったので、朝食は1階の「アパ社長カレー 横浜ベイタワー店」でいただきました。
朝の営業時間は7:00〜9:30(昼11:30〜15:30、夜16:30〜20:00の三部営業)。
チェックイン時に受け取った朝食券を持って向かいます。
店内はカウンター席中心のコンパクトな造り。
入口には券売機とデジタルメニューが設置され、2026年のFIFAワールドカップイヤーらしく、サッカー日本代表とコラボした「アパ社長カレーBLUE」のポスターも掲示されていました。

こちらが朝カレー。ステンレスの楕円皿にライスと濃厚なルー、そして千切りキャベツという、金沢カレースタイルの一皿です。
カトラリーは先割れスプーン。
ランチョンマットには「アパ社長カレーとは」の解説が。
アパホテル直営レストランで生まれた、元谷芙美子社長おすすめの本格派ビーフカレーで、アパホテル発祥の地・石川県の金沢カレーがベースとのこと。
「ルーは濃厚でドロッとしている」「付け合わせにキャベツの千切り」「ステンレスの皿」「先割れスプーンで食べる」という金沢カレーの特徴が、目の前の一皿でそのまま再現されているわけです。
実際に食べてみると、解説どおりのドロッと濃厚なルーで、朝からしっかり食べ応えのある味。
デミグラスのようなコクと程よいスパイス感で、キャベツの千切りが良い箸休めになります。
ビュッフェ形式の朝食とはまた違った「一点突破型」の朝ごはんですが、朝からカレーで気合を入れて出発できるのは、これはこれでアリだと思いました。
なお、宿泊プランの朝カレーはトッピングなしのノーマルカレー。
食券を渡すと、特に何を聞かれるでもなくスッとこの一皿が出てくるスタイルで、ご飯の量の選択やおかわりはありません。
カツカレーなどのトッピングメニューは通常営業のお楽しみ、ということですね。
朝からカツはさすがに重いので、個人的にはこのシンプルな構成がちょうど良かったです。
横浜スタジアム観戦記(カープ vs ベイスターズ)

ホテルで少し休憩したあと、歩いて横浜スタジアムへ。関内方面へ向かう道すがら、ユニフォーム姿のファンが増えていくにつれて気分が高まっていきます。
この日はDeNA vs 広島の3連戦初戦。ビジターながら、スタンドには赤いユニフォームのカープファンもたくさん詰めかけていました。

試合開始前の腹ごしらえには、崎陽軒の「シウマイ焼きそば」(1,000円)を購入しました。
濃いめのソースが絡んだ焼きそばの上に、崎陽軒名物のシウマイが2個。横浜スタジアムに来たからには、やはり地元・横浜のシウマイは外せません。
球場で食べるシウマイはまた格別で、このあと5時間半を超える熱戦を戦い抜く(観るだけですが)エネルギーをしっかり補給できました。

試合はカープ先発・森下、DeNA先発・平良の両先発で18時にプレイボール。
初回、大盛・菊池の連打でチャンスを作り、坂倉の内野ゴロの間にカープが1点を先制。幸先の良いスタートに、ビジター応援席のボルテージも上がります。
しかしその後は、DeNA・牧の独壇場でした。
2回に同点に追いつかれると、3回にはセンターへ勝ち越しホームラン。さらに5回にもレフトスタンドへ2打席連発。森下は牧の2発以外は試合を作っていただけに、悔しい展開です。
3-1のまま試合は終盤へ。このまま終わるかと思われた9回表、カープが土壇場で意地を見せます。
佐々木が四球で出塁すると、代打ファビアンも四球。暴投と野間の四球で満塁とし、名原の犠牲フライでまず1点。
さらに大盛がセンターへ執念のタイムリー!土壇場で3-3の同点に追いつきました。
ビジター応援席はこの日一番の盛り上がりです。

試合はそのまま延長戦へ。10回にはカープが二三塁、DeNAも一二塁とお互いにサヨナラ・勝ち越しのチャンスを作りながら、あと1本が出ません。
12回表には2アウトから持丸のヒットと代打・二俣のツーベースで二三塁と攻め立てましたが、ここも実らず。結局、延長12回・3-3の引き分けに終わりました。
試合終了は23時37分。実に5時間半を超える熱戦でした。
勝ち切れなかった悔しさはあるものの、9回の粘りで「負けなかった」試合。両軍の意地がぶつかる展開を最後まで見届けられて、遠征に来た甲斐は十分にありました。
試合終了後は終電を気にするファンが足早に駅へ向かう中、私は徒歩でホテルへ。
深夜の関内・馬車道を歩いて、ホテルに戻った頃には日付が変わっていました。
こういう「何時に終わっても歩いて帰れる」安心感こそ、アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉を観戦拠点に選んだ最大の理由です。
この日ほどそのありがたみを実感した夜はありませんでした。
コスパと利便性

今回、アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉は、朝カレー付きプランで7,560円という価格設定。
みなとみらいエリアの新しいタワーホテルで、朝食付き・11時チェックアウトでこの価格は、正直かなりお得だと感じました。
部屋は11㎡とコンパクトですが、宿泊者無料の大浴殿・露天風呂(今回は使えませんでしたが…)、プール、館内のコンビニ2店舗と、2,311室の旗艦ホテルならではの施設をこの料金で利用できるのは大きな魅力です。
ベッドやユニットバスなどの設備も2019年開業でまだ新しく、清潔感も十分。
「安かろう」の要素はどこにもありません。
そして何より大きかったのが、馬車道駅徒歩3分・横浜スタジアム徒歩圏という立地です。
ナイター観戦は何時に終わるかわからないもの。
実際この日は延長12回で試合終了が23時37分という異例の展開でしたが、「歩いて帰れる」という安心感のおかげで、最後まで心置きなく観戦できました。
終電の心配をしながらの観戦と、そうでない観戦とでは、楽しさがまるで違います。
赤レンガ倉庫や中華街などの観光名所も徒歩圏内なので、観戦のない同行者や、翌日の観光への展開もしやすい立地です。
派手な部屋の広さを求める人には向きませんが、「横浜スタジアム観戦のベースキャンプ」として考えれば、価格・立地・設備の三拍子が揃った、コストパフォーマンスに優れたホテルだといえます。
周辺観光・グルメ情報&店舗情報

アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉は、4階にファミリーマート2店舗(24時間営業)、1階と最上階にレストラン・カフェ、さらにアパ社長カレーショップや416ラーメンまで、必要な店舗はひと通りホテル内に揃っています。
正直、買い出しや食事だけなら一歩も外に出ずに完結してしまうのですが、せっかくの横浜。
足を延ばして、横浜ならではの老舗グルメと観光スポットを巡ってきました。
老舗洋食店「センターグリル」の浜ランチ(1日目昼食)

ホテルにチェックインする前、まず向かったのが野毛の老舗洋食店「センターグリル」です。
創業は昭和21年(1946年)。
初代がホテルニューグランドの初代総料理長サリー・ワイル氏の経営する「センターホテル」で修行した経歴を持ち、ケチャップを使ったナポリタン発祥の店として知られる、横浜洋食史に名を刻む一軒です。

注文したのは、店の名物「浜ランチ」(1,150円)。
ふんわり卵のオムライスにデミグラスソースがたっぷりかかり、チキンカツとサラダが添えられたワンプレートです。
大人のお子様ランチといった趣きで、見た目のボリュームに心が躍ります。
デミグラスのコク、サクサクのチキンカツ、どこか懐かしい味わいのオムライス。
「安くて栄養のあるものをお腹いっぱい」という創業以来のモットーがそのまま皿に載っているような一品でした。
これから始まる観戦への腹ごしらえとしても最高のスタートです。
翌日に訪れたベイエリア散策と海上保安資料館 横浜館

チェックアウト後は、ホテルから徒歩圏内のベイエリアを散策しました。
赤レンガ倉庫方面へ歩いて向かいましたが、赤レンガ倉庫には以前2度行ったことがあるので、今回の目的地は隣接する「海上保安資料館 横浜館」です。
入館は無料。

ここには、2001年12月22日に九州南西海域で発生した工作船事件の、北朝鮮工作船の船体がそのまま展示されています。
海底から引き揚げられた実物の船体は、銃撃戦の弾痕も生々しく、資料映像や回収された装備品の展示と合わせて、事件の緊迫感がじかに伝わってきます。
観光地のイメージが強い横浜ベイエリアにあって、日本の海の安全について考えさせられる、見応えのある施設でした。
みなとみらい観光のついでに立ち寄るスポットとしておすすめです。
サンマーメン発祥の店「玉泉亭」(2日目昼食)

羽田空港へ向かう前の昼食は、伊勢佐木町の「玉泉亭」へ。創業は大正7年(1918年)。
横浜のご当地麺「サンマーメン」発祥の店といわれる(諸説あり)、100年を超える歴史を持つ老舗町中華です。

注文したのは、現在の一番人気だという「サンマーワンタンメン」(1,000円)に半チャーハン(450円)を付けた組み合わせ。合計1,450円です。
サンマーメンは、もやしを中心とした炒め野菜と豚肉のあんが載った、とろみのある醤油ベースのラーメン。
ちなみに「サンマー」といっても秋刀魚は入っていません(笑)。
シャキシャキの野菜炒めの食感と、細麺によく絡むとろみあんのスープ。
ツルッとしたワンタンも良いアクセントで、優しいのに食べ応えのある一杯です。
しっとり系の昔ながらのチャーハンとの相性も抜群で、横浜遠征の締めくくりにふさわしいご当地グルメでした。
まとめと管理人による項目別評価
以上、アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の宿泊記でした。
このホテルの魅力は、なんといっても馬車道駅徒歩3分・横浜スタジアム徒歩圏という立地と、日本最大級2,311室の旗艦ホテルならではの施設の充実ぶりです。
延長12回・試合終了23時37分という異例のナイターでも、「歩いて帰れる」安心感のおかげで最後まで観戦を楽しめました。
大浴場に入りそびれたのは心残りですが、それもまた観戦遠征の思い出です。
朝カレー付きで7,560円という価格も、この立地と設備を考えれば十分納得のコストパフォーマンス。
部屋は11㎡とコンパクトですが、開業から日が浅く清潔感があり、ベッド下収納などの工夫で狭さを感じさせません。
横浜スタジアムでの観戦を目的にホテルを探している人、そして観戦と横浜観光をセットで楽しみたい人には、自信を持っておすすめできる一軒です。
管理人独自の項目別評価
アクセス(馬車道駅徒歩3分。桜木町駅・関内駅も徒歩圏内。)
外観(地上35階・135.5mの日本最大級タワー。)
部屋(11㎡とコンパクトだが新しく清潔。)
室内設備(必要な物はほぼ揃っており、2019年開業で新しい。)
Wi-Fi・電源(客室ごとに個別SSIDでセキュリティ面も安心。)
浴室(コンパクトなユニットバスだが設備は比較的新しい。)
トイレ(TOTOの2018年製でまだ新しい。)
アメニティ(必要な物が全て揃っており品質も最高。)
食事(朝カレー付きプランがユニーク。)
スタッフ(他のアパホテル同様、親切丁寧な対応。)
周辺店舗(館内にコンビニ・飲食店多数。外に出ずに完結。)
周辺施設(赤レンガ倉庫・横浜スタジアムなど徒歩圏に充実。)
周辺治安(再開発が進む北仲通エリアで夜道も明るく安心。)
