今回は、2026年9月2日から2泊した「名古屋ビーズホテル」の宿泊記です。
旅の目的は、いつもの通り野球で、バンテリンドーム ナゴヤで開催された広島東洋カープ vs 中日ドラゴンズの試合観戦。
ただ、今回は行きの移動も目的のひとつでした。
名古屋に行く場合、枚方市在住の人は京阪と近鉄、または京阪とJR奈良線で京都駅まで出て新幹線に乗るのが普通ですが、私はわざわざ大阪難波へ。

近鉄の名阪特急「ひのとり」、それもプレミアム車両に乗るためです。
運賃2,860円に特急料金1,930円、特別車両料金900円を足して5,690円。
新幹線より時間はかかりますが、遠征の行きを移動時間ではなく旅の一部にできました。
宿泊先に選んだのは、地下鉄伏見駅から徒歩6分の「名古屋ビーズホテル」。
名古屋市中区錦という市内のほぼ中心で、ひのとりの終点である近鉄名古屋駅からも徒歩15分ほどです。
しかも朝食付きで2泊15,600円、1泊あたり7,800円。
大浴場も岩盤浴も、追加料金なしで使えます。
この記事では、名古屋ビーズホテルの宿泊体験に加えて、館内の設備、無料の朝食、そして雨に降られた2日目に訪れたトヨタ産業技術記念館と大須まで、まとめてご紹介します。
名古屋ビーズホテルとは?

名古屋ビーズホテルは、愛知県名古屋市中区錦にあるビジネスホテルです。
建物は10階建てで、外観は茶褐色のタイル張り。
1980年代から90年代のホテルらしい佇まいで、新しさはありません。
ただ、片側3車線の広い通りに面しているため、遠くからでもすぐに見つけられました。

このホテルで最初に戸惑うのが、北館と南館の2棟構成になっていることです。
客室は3階から10階まで。
1階がフロント、ロビー、レストラン「B’s DINING」。
そして2階が「B’s SALON & SPA」で、南館側に大浴場「らくだの湯」、北館側に岩盤浴やくつろぎ処が入っています。
2つの棟は2階の連絡通路でつながっており、大浴場から岩盤浴へは館内着のまま移動できました。

客室数は324室。
エントランスには赤と白のストライプの庇がかかり、その脇に「湯」と染め抜かれた暖簾が下がっています。
ビジネスホテルというより、日帰り温浴施設の入口に近い雰囲気です。
実際、大浴場「らくだの湯」とB’s SALONは一般利用も受け付けており、宿泊者以外も入ってきます。

1階にはミニストップが入っており、いつでも買い物ができます。
そして、このホテルを特徴づけているのが「無料」の範囲の広さです。
サウナ付きの大浴場、岩盤浴、フィットネス、マッサージチェア、そして朝食。
これらがすべて宿泊料金に含まれており、追加料金は一切かかりません。
ビジネスホテルの価格帯でこれだけ揃うのは、なかなかない条件です。
アクセスと立地
まずは、行きの移動から。
大阪難波、11時発の名阪特急「ひのとり」のプレミアム車両に乗り、近鉄名古屋まで行きました。
編成の先頭と最後尾に連結された、上級グレードの車両です。

座席は本革張りで、1列あたり3席。
シートの背面にバックシェルが付いているため、後ろを気にせず好きなだけリクライニングできます。
シートピッチは130cmあり、足元は完全に持て余す広さで飛行機のビジネスクラスのような快適さでした。

近鉄名古屋駅に到着したのが13時過ぎ。
チェックインの15時までは時間があったので、地下の「うまいもん通り」で昼食を済ませましたが食事については、記事の後半でご紹介します。
さて、名古屋ビーズホテルの最寄り駅は、地下鉄東山線・鶴舞線の伏見駅です。
9番出口から徒歩6分。
ただ、今回は名古屋駅から歩きました。
地下鉄に乗れば1駅ですが、運賃210円を払って乗るほどの距離ではありません。

駅前を出て、名駅通りを南へ進みます。
歩道にはひのとりの大きな広告が出ていました。
さっきまで乗っていた車両のシートが、そのまま看板になっています。

交差点が見えたら、東方向の横断歩道を渡って、ねじれた形のガラス張りのビル(モード学園スパイラルタワーズ)の方へ進み、タワーの左手の道(錦通)を直進する。

ここから先は、街路樹の並ぶ広い歩道がまっすぐ続きます。
道幅があるので、キャリーケースを引いていても歩きにくさはありません。

しばらく歩くと、名古屋高速の高架をくぐります。

高架を抜けて堀川を渡ると、柳並木の向こうに茶色い建物が見えてきます。
これが名古屋ビーズホテルです。

名古屋駅を出てから、およそ15分。
信号待ちを入れてもこの程度なので、荷物が重くなければ十分に歩ける距離でした。
なにより、電車賃が浮きます。
2泊3日で往復すれば420円。
たいした額ではありませんが、コスパを追いかける宿泊記としては、無視できない数字です。
ただ、雨の日や荷物の多い日は、素直に伏見駅を使ったほうが楽です。
名古屋駅からも伏見駅からも歩けるという二択があるのは、この立地の強みだと思います。
館内設備とサービス
名古屋ビーズホテルの館内は、北館と南館の2棟にまたがっています。
順番に見ていきます。
1階 フロントと共用部

チェックインは1階のフロントで。
15時ちょうどに着きましたが、待ち時間はありませんでした。

ロビーは壁に絵画が並び、観葉植物と丸テーブルが置かれた落ち着いた空間です。

アメニティはヘアーブラシとカミソリのみで、歯ブラシセットは部屋にありました。

フロント脇には、ウェルカムドリンクのコーナーがあります。
チェックインの14:00~深夜24:00まで利用することができて、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクを無料で頂けます。
電子レンジもあるので、コンビニで買ったものを温めることも可能。

新聞とパンフレットのコーナー。

各階には製氷機も設置されていました。隣はズボンプレッサー。

そして今回、いちばん世話になったのがレンタル傘(無料)です。
2日目は朝から雨で、しかも予報は降水確率60%。
旅行に行くときは傘を持っていかない主義なので、かなり助かりました。

ホテル館内にはエレベーターが2基。
宿泊客が多かったので、途中の階で停まることもあり、最近宿泊したビジネルホテルの中では待ち時間も長めでした。
南館2階 大浴場「らくだの湯」

南館2階には、サウナ付きの大浴場「らくだの湯」があります。
営業時間は15時から25時まで、翌朝は6時から10時まで。
宿泊者は無料で、何度でも入れます。
大浴場までは館内着とスリッパのまま移動できるので、着替えを持ち歩く必要はありません。
入口はテンキー式で、暗証番号を入れて入ります。
番号はチェックイン時にもらう案内カードに手書きで記入されており、毎月1日の午後に変わる仕組みでした。
ちなみに、入口横の棚はレンタル枕のコーナー。
棚に並んだ枕から好きなものを選んで、部屋に持ち帰れます。

反対側は女湯で、棚には岩盤浴着貸出コーナーがあります。

便利だと思ったのが、客室のテレビで大浴場の混雑状況をリアルタイムに確認できることです。
男湯・女湯それぞれ、人型のアイコン3つで「空いている」「やや混雑」と表示されます。
部屋を出る前にわかるので、脱衣所で人だかりに当たって引き返す、ということがありません。
もっとも、私は2泊とも大浴場を使いませんでした。
両日ともナイター観戦で、ホテルに戻るのが22時過ぎ。
その時間帯はいつ見ても混雑表示のままで、行くのが面倒になり、結局どちらの日も部屋のシャワーで済ませています。
朝の時間帯や夕方は空いていたので、大浴場に行くなら、ここが狙い目だと思います。

同じく南館2階にコインランドリー。
洗濯乾燥機が並んでおり、連泊時に使えます。
北館2階 B’s SALON

連絡通路を渡って北館側へ行くと、雰囲気が一変します。
通路の両側が、天井まで本棚。

畳敷きの「くつろぎ処」には大型テレビが据えられ、壁一面がコミックです。
その数、2,000冊超。
ビジネスホテルというより、漫画喫茶の造りに近い空間でした。

ソフトドリングや酒類を販売している自販機コーナー。

こちらは個別のブースでゆっくり過ごせるマッサージチェアコーナー。
マッサージチェアは全11台。
木のパーテーションで区切られた半個室になっており、周りの目を気にせず横になれます。
滞在中は期間限定で無料開放されていました。

ガラス張りのフィットネスコーナーには、ランニングマシンとエアロバイク。
あと、写真撮影はできませんでしたが、岩盤浴も同じ北館2階で、専用着は無料貸出となっております。
こちらも、私は館内を見て回っただけで利用はしていません。
ただ、設備そのものは見てのとおりです。
これだけのものが1泊7,800円に含まれていて、しかも滞在中は何度使っても無料。
時間に余裕のある泊まり方なら、この2階だけで半日つぶせると思います。
部屋の様子と設備

通されたのは北館の8階。

宿泊したのは810号室です。

ドアの裏側には避難経路図とドアプレートが貼ってました。
鍵はカードキー式で、ドアは閉めれば自動でロックされます。
外出時は必ず持ち歩く必要があり、紛失すると再発行に1,000円かかると案内されていました。

部屋に入ったら、カードキーを壁のソケットに差し込んで電源を入れる方式。

部屋の広さは11.52平米。
入って左手に大きな姿見、右手がユニットバスのドア。
そこから細長く伸びた先に、デスクとベッドが並びます。
数字のとおり広くはありませんが、間取りが素直なので窮屈さは感じませんでした。

クローゼットは扉のないオープンタイプ。
ハンガーが3本と、消臭スプレーが置かれています。

その下には靴ベラが置かれてましたが、荷物を収納するスペースとして使えそうです。

部屋の奥へ向かうと足元にはスリッパとゴミ箱、木製の小さなサイドテーブル。

ベッドは1950mm×1220mmのセミダブルとシングルルームでこのサイズなら十分です。
寝返りを打っても落ちる心配はありませんでした。
ビニール袋に入った館内着が置かれていて、大浴場やB’s SALONへは、これを着たまま行くことができます。

枕元にはデジタル時計とアラーム、それに「ENTRY」「BED」の照明スイッチ。
寝たまま入口側の明かりを消せるので、この造りは地味に便利です。
コンセントも枕元に用意されています。

デスクは木製で、照明付きの鏡にコンセントが2ヶ所備わっていたので、PCとスマホを同時に充電することができます。
枕元にもコンセントがあるため、電源で困ることはありません。
その他には電話機、ティッシュボックス、メモ帳、薄型テレビなど。
テレビは館内案内のほか、YouTubeやNetflixといったアプリも使える仕様でした。
ちなみに、Wi-Fiは客室ごとに専用のIDとパスワードが割り当てられ、速度はストレスを感じる場面がなく、動画も問題なく見られました。

デスクの下に加湿器付き湯沸かし器とコップ。

冷蔵庫は1ドアタイプで、中国メーカーTOHOTAIYOのTH-46L1-WH、容量46Lの2022年製です。

とくに気になる点はなく、コンビニで買ったものを冷やしておくには十分な大きさでした。

引き出しにはドライヤーとランドリーバッグ。

ドライヤーはパナソニックのEH-NE3A、1200Wの2019年製。
風量は必要十分で、髪を乾かすのに困ることはありません。

空調は壁に付いたパネルで操作します。
温度と風量は自分で変えられますが、家庭用のエアコンとは違い、冷房と暖房の切り替えはできませんでした。

建物一括で運転する方式のようです。
9月上旬の名古屋、外は30℃を超えていましたが、室内は暑くも寒くもなく快適でした。
季節の変わり目に泊まる場合は、ここが好みに合うかどうかで評価が分かれると思います。

窓は開閉できるタイプ。
眺めは名古屋中心地のマンションとビル群で、特筆すべきものはありません。
ただ、8階なので圧迫感はありませんでした。

続いてバスルームですが、浴室は少し狭く旧式のユニットバス。

湯船はビジネスホテルでは標準的なサイズで、大浴場に入りそびれた2泊とも、結局ここで湯に浸かりました。

シャワーヘッドは小さめでしたが、水圧的には気になる点はなかったです。

洗面台の水栓はサーモスタット式で、浴槽との併用。
温度調整は楽なタイプでしたが、洗面器が小さかったので、少し使いにくかった印象です。

トイレはINAXのシャワートイレ、CW-US210のUS300タイプで、ビジネスホテルとしては標準的な装備です。

ウォシュレットのリモコンは壁掛け型。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープはポンプ式のボトルが3本。
日本のメーカー「フタバ化学」が展開するアロエ系ボディケア・スキンケアブランドのLeavl Aloe(リーブルアロエ)です。

洗面台にはサラヤのフェイス&ハンドソープが別に置かれていました。

トイレのタンク上に歯ブラシセットとコップ。

歯ブラシセットは低価格帯の物でした。

タオルはバスタオルとフェイスタオルが1枚ずつで、大浴場を使う場合は、このタオルを持って行くルールです。
客室の紹介は以上となります。
11.52平米という数字だけ見れば確かに小さい部屋ですが、寝る、風呂に入る、荷物を広げるという最低限の動作に問題はありませんでした。
館内の共用部が充実している分、快適に過ごせるのでは?と思います。
名古屋ビーズホテルの朝食レビュー

朝食は南館1階のレストラン「B’s DINING」で。
営業時間は6時30分から10時までです。
宿泊者は無料。
プラン名に「無料朝食付き」とあるとおり、料金は宿泊費に含まれています。
私が入ったのは両日とも7時半前後でしたが、かなり混んでいてほとんどの席が埋まってました。

料理は円形のビュッフェ台に並びます。
中央にステンレスの保温鍋が3つ。

そしてパン。
クロワッサン、丸パン、デニッシュ、シナモンロールなど、常時4〜5種類が籠に積まれていました。

ドリンクはジュースのディスペンサーが2台と、全自動のコーヒーマシン。
私はコーヒーを飲まないのでジュースをもらいましたが、豆から挽くタイプのマシンなので、コーヒー党の方には嬉しい設備だと思います。

実際に食べた食事がこちら。
日替わりのスープ、クロワッサン2個、丸パン、デニッシュ、ゆで卵。
スープはミネストローネで、トマトベースに野菜と豆がしっかり入った具だくさんのタイプでした。
パンと合わせると、これだけで朝には十分な量になります。

2泊目の朝食も構成は両日ともほぼ同じ。
パンの種類とスープの中身が少し入れ替わる程度です。
右上に写っているのが明治ブルガリアヨーグルト。
初日は見落として取り忘れていたので、2日目にきちんと回収しました。
正直に言えば、和洋のおかずが何十種類も並ぶような朝食ではありません。
パンとスープを中心とした軽食で、ご飯や味噌汁がないため、人によっては少し物足りなさを感じるでしょう。
ただ、これが無料で付いてくる点は評価すべきだと思います。
朝食付きプランを別に取れば、この価格帯なら1,000円前後は上乗せされます。
2泊15,600円という総額の中に、この朝食が2回分含まれている。
そう考えると、実質的な宿泊費はさらに下がる計算になります。
バンテリンドーム観戦記(カープ vs ドラゴンズ)

伏見駅からバンテリンドーム ナゴヤまでは、地下鉄を乗り継いで約23分。
栄で名城線に乗り換えるルートです。
ホテルを出てから30分あれば着くので、拠点としては申し分ありません。

座席は外野と内野の境目、ポール際の一番上。
このあたりだとホーム側もビジター側もあまり関係なく、球場全体を見下ろす形になります。


初日の夕食は、名古屋らしいものを、と思って八百彦本店の「天むす弁当」1,200円にしました。

続いて飛騨牛まん600円。


2日目は同じ八百彦本店の「にぎやか観戦弁当」1,200円。
鮭、卵焼き、天ぷら、煮物と、幕の内の構成です。
球場の弁当としては良心的な価格でした。

肝心の試合ですが、初日は4対5でカープの敗戦。
1回に坂倉の右翼線への適時二塁打で先制し、5回には佐藤の3ランが飛び出して4対1。
6回表を終えた時点までは、完全にカープのペースでした。
ところが6回裏に福永のソロ本塁打で1点差に詰め寄られ、7回には2死一、二塁から再び福永に走者一掃の適時三塁打を浴びて逆転されます。

一方、2日目は5対2で勝利。
先発の栗林が7回を2失点、10奪三振の好投で6勝目。
打線は0対2で迎えた4回、四球をきっかけに佐々木の適時二塁打と大盛の2点適時打で一気に3点を奪って逆転し、7回にも2点を追加しました。
前日に1点差で落としているだけに、この勝ち方は気分がよかったです。
1泊ごとに悔しさと嬉しさを味わう、遠征らしい2日間になりました。
コスパと利便性

今回の宿泊料金は、朝食付きで2泊15,600円。
1泊あたり7,800円です。
名古屋の中心部でこの価格なら、まず安いと言っていい水準でしょう。
コスパが良いと感じた理由は3つあります。
一つ目は、朝食が無料で付いていること。
朝食付きプランを別に取れば1,000円前後は上乗せされるので、2泊分を差し引けば実質1泊6,800円ほどの計算になります。
二つ目は、館内施設がすべて無料で使えること。
サウナ付きの大浴場、岩盤浴、くつろぎ処、マッサージチェア、フィットネス。
これだけ揃って追加料金ゼロというのは、この価格帯ではなかなかありません。
三つ目が立地です。
伏見駅から徒歩6分、バンテリンドームへは地下鉄で約23分、さらに、名古屋駅にも歩いていける距離。
栄も大須もすぐで、観戦にも観光にも振れる位置にあります。
一方で、弱点も正直に書いておきます。
チェックアウトが10時と早く、延長は1時間1,000円。
空調は冷暖房を切り替えられない方式で、季節によっては好みが分かれます。
アメニティもシャンプー類と歯ブラシのみで、化粧水などはありません。
大浴場が夜に混むのも覚えておきたいところです。
私は2泊とも試合終わりの22時過ぎに戻ったため、一度も入れませんでした。
朝風呂を前提に考えたほうが確実です。
とはいえ、それらを差し引いても十分にお釣りがきます。
1泊7,800円で朝食が付き、館内施設が使い放題。
名古屋で野球を観るための拠点としては、かなり優秀な一軒でした。
周辺観光・グルメ情報&店舗情報

ホテルの1階にはミニストップが入っていますが、少し歩けばセブンイレブンもあり、コンビニには困りません。
また、伏見駅周辺には飲食店や居酒屋も多く、深夜の時間帯でも営業している店もあります。
外食にも便利な場所だと思います。
ただ、私は今回、ホテル周辺のお店で食事をすることはありませんでした。

初日の昼食は、名古屋駅構内の「うまいもん通り」にあるキッチンなごやで。

頼んだのは名物味噌カツ付きミックスフライ、1,380円。
味噌カツにエビフライなどが盛り合わされた定食です。
味噌ダレは岡崎の八丁味噌を使った自家製とのことで、甘すぎず、しっかりコクがありました。
ホテルは名古屋駅から歩ける距離なので、チェックイン前にここで腹ごしらえ、という流れが組めます。
雨の日に助けられたトヨタ産業技術記念館
2日目は朝から雨でした。
本当は名古屋城に行くつもりだったのですが、屋外を歩き回る場所なので断念。
名古屋市科学館も候補でしたが、この日はプラネタリウムが全て休演と公式に出ていたため、こちらも見送りました。

そこで向かったのがトヨタ産業技術記念館です。
名鉄名古屋本線の栄生駅から徒歩3分。
赤レンガの旧紡織工場をそのまま使った建物で、館内は完全に屋内なので雨でも関係ありません。

前半は繊維機械館。
豊田佐吉の自動織機が、実際に動く状態で並んでおり、各セクションにはスタッフがいて解説と実演をしてくれます。

後半は自動車館で、初代トヨペット・クラウンから歴代の車両がずらり。
世界のトヨタというだけあって、外国人観光客の方も多く、車好きにはたまらない数々の展示品を楽しむことができます。

せっかくなので昼食は館内のミュージアムカフェで食べることにし、記念館プライムビーフカレー1,100円を注文しました。
味はまあ普通のカレーって感じです。
結局2時間近く滞在しました。
雨で予定が崩れた日の受け皿として、これ以上ない場所だったと思います。
大須商店街と大須観音

午後は大須商店街へ。
全域がアーケードなので、雨でも傘を差さずに歩けます。

「新雀本店 大須名物きなこ団子」と書かれた看板を発見。
この後、お客さんが次から次へと並ぶ状況になったので、私も一緒に並ぶことに。

きなこ団子、みたらし団子どちらも1本100円。
両方とも食べたかったのですが、さっき食べたカレーでお腹いっぱいになっていたので、みたらし団子にしました。
久しぶりに焼き立てのみたらし団子を食べたのですが醤油で香ばしく、団子はもちもち。
甘さもマイルドな感じで、スーパーのとは違って断然おいしいですね。
ただ、店主のおっちゃんが少しクセのある人で、接客には難ありでした。

商店街の西端にあるのが大須観音。
浅草観音、津観音と並ぶ日本三大観音の一つで、1612年に徳川家康の命で現在地へ移されました。
本堂は戦災で焼失し、今の建物は1970年の再建。
境内の大須文庫には、国宝の『古事記』写本が収められているそうです。

赤い仁王門通のゲートも、大須らしい景色です。
大須の商店街は、大須観音と万松寺の間に東西南北8本が通っており、古着屋、電気街、アジア系の食堂が同じ通りに混ざり、歩いているだけで飽きません。
雨の日にどこへ行くか迷ったら、とりあえずここに来れば時間がつぶせます。
まとめと管理人による項目別評価
以上、名古屋ビーズホテルの宿泊記でした。
このホテルの魅力は、なんといっても館内施設の充実ぶりです。
サウナ付きの大浴場「らくだの湯」、岩盤浴、コミック2,000冊超のくつろぎ処、マッサージチェア、フィットネス。
これらがすべて宿泊料金に含まれ、追加料金は一切かかりません。
朝食まで無料で付いてきます。
一方で、弱点もあります。
チェックアウトが10時と早く、延長は1時間1,000円。
空調は冷暖房を切り替えられない方式で、アメニティも必要最低限です。
大浴場が夜に混みやすいのも、泊まる時間帯によっては効いてきます。
料金は朝食付きで2泊15,600円、1泊あたり7,800円。
名古屋の中心部、伏見駅から徒歩6分でこの価格なら、コスパは十分に高いと言えます。
今回は大阪難波から近鉄「ひのとり」のプレミアム車両で名古屋入りし、2泊3日でバンテリンドームのカープ戦を2試合観戦しました。
2日目は雨に降られて名古屋城を断念しましたが、トヨタ産業技術記念館と大須商店街に切り替えて、かえって充実した1日になりました。
ホテルはその全部の拠点として、過不足なく機能しています。
管理人独自の項目別評価
アクセス(伏見駅から徒歩6分。名古屋駅からも15分で歩ける。)
外観(年季の入った茶褐色のタイル張り。清潔だが古さは隠せない。)
部屋(11.52平米と手狭だが、清潔感に問題なし。)
室内設備(最低限で全体的に少し年代を感じる構成。)
Wi-Fi・電源(Wi-Fi接続は安定。電源の位置も良。)
浴室(客室のユニットバスは標準的な設備と広さ。)
トイレ(INAXのシャワートイレCW-US210。)
アメニティ(種類は最低限。歯ブラシの質も低い。)
食事(無料でパン4〜5種とミネストローネ。)
スタッフ(清掃員含めて全員丁寧で常に挨拶された。)
周辺店舗(1Fにコンビニ。伏見駅周辺に飲食店が多い。)
周辺施設(地下鉄を使えば繫華街、観光地へのアクセス良し。)
周辺治安(大通り沿いのため少しうるさい。)

